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マンション・アパート共用部LED化の費用相場と電気代削減効果

マンション・アパート共用部の「高い電気代」「頻繁な交換の手間」「業者探しの不安」

蛍光灯の製造終了が迫る中、このページは、そんなお悩みを抱えるオーナー様・管理組合様のために作りました。

LED化の費用から工事の進め方まで、皆様の不安を解消する情報を分かりやすく解説します。共用部の照明に関するお悩みは、私たち「ジモデン」に集う電気工事のプロ集団が、責任を持って解決します。

はじめに:共用部のLED化で後悔しないための3つのポイント

蛍光灯の交換費用と毎月の電気代にお悩みの方へ。LED化を成功させるには、知っておくべき重要なポイントがあります。

【ポイント①】2027年以降、蛍光灯は事実上なくなります。

水銀に関する水俣条約により、2027年末にはほとんどの蛍光灯が製造・輸出入禁止となります。LED化は、もはや「検討」ではなく「必須」の課題です。

【ポイント②】LED化の工事費用は、5~10年で回収できます。

LED化によって削減できた電気代だけで、初期費用を十分に元が取れます。これは、コストのかかる「支出」ではなく、将来の利益を生む「価値ある投資」です。

【ポイント③】工事費用を抑える秘訣は「直接、プロの電気工事業者に頼む」ことです。

なぜなら、紹介料といった中間コストが一切かからない、最もシンプルで透明性の高い方法だからです。同じ工事内容でも、依頼先ひとつで費用は大きく変わります。

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なぜ今、共用部のLED化が必須なのか?導入がもたらす4つのメリット

共用部の照明を蛍光灯からLEDへ交換することは、単に「ランプを新しくする」以上の、重要な経営判断です。電気代などの経費削減はもちろん、建物の安全性や資産としての価値そのものを高める、大きな4つのメリットが存在します。

メリット1:
【経費削減】電気代と管理コストを大幅に削減

マンション・アパート経営において、経費削減は最も重要な課題の一つです。LED化は、この課題に対する極めて効果的な解決策となります。

電気代を50%以上カット

LED照明の消費電力は、一般的な蛍光灯の半分以下です。例えば、40W形の蛍光灯を18WのLEDに交換した場合、単純計算で55%の消費電力を削減できます。これが建物全体の灯数分、そして年間を通して積み重なることで、電気代は劇的に安くなります。

交換の手間と費用からの解放

LEDの寿命は約40,000時間以上と、蛍光灯(約6,000~12,000時間)の3~4倍長持ちします。これにより、「共用部のランプが切れるたびに、交換作業に時間と人件費がかかる」「交換用のランプを常に在庫しておく必要がある」といった、日々の細かな管理コストと手間から、長期間にわたって解放されます。

使用済蛍光灯の悩みがなくなります

LED化により、使用済みの蛍光灯処分で悩むことがなくなります

メリット2:
【安全性向上】明るさ確保で防犯・事故防止対策に

共用部の「暗がり」は、犯罪や事故の温床となり得ます。LED化は、入居者様が安心して暮らせる環境を作るための、最も手軽で効果的な安全対策です。

長年使用した蛍光灯は、ランプや安定器の劣化により、本来あるべき明るさ(光量)が半分近くまで落ち込んでいるケースも少なくありません。

これを新品のLED照明に交換することで、まずは照明設備が本来持つべき100%の明るさを取り戻すことができます。これまで薄暗く感じていた廊下や階段が、設計通りの明るさに戻るだけでも、見通しは大きく改善されます。

さらに、駐車場の出入り口など、特に明るさが必要な場所には、従来よりも意図的に明るいタイプのLEDを選択することで、防犯性を一層高めることも可能です。足元や隅々までしっかりと照らされることで、入居者様の安心感を高め、つまずき等の事故防止にも繋がります。

メリット3:
【空室対策・入居率UPへ】入居者に選ばれ続ける、明るく安全な物件に

入居希望者様が物件の内見に訪れた際、最初に目にするのがエントランスや廊下といった共用部です。その第一印象が、物件全体のイメージを大きく左右します。

明るく、清潔感のあるモダンな印象の共用部は、「この物件はしっかりと管理が行き届いているな」という安心感を与え、他の物件との強力な差別化ポイントとなります。LED化は、単なる設備更新に留まらず、物件の魅力を高め、結果として空室対策や安定した入居率の維持に貢献する、価値ある投資なのです。

メリット4:
【法令遵守】2027年の蛍光灯製造禁止への対応

これまでお伝えしたメリットに加え、そもそも蛍光灯は、近い将来に製造・輸出入が禁止されることが決定しています。

「水銀に関する水俣条約」により、2027年末をもって、一般照明用の多くの蛍光灯が規制対象となります。これはつまり、将来、今お使いの蛍光灯が切れた際に、交換用のランプが手に入らなくなる、あるいは価格が著しく高騰するリスクがあるということです。

その時になってから慌てて対応するのではなく、今のうちから計画的にLEDへ移行しておくことが、将来の混乱と無駄なコストを避けるための、最も賢明な判断と言えます。

共用部LED化の費用はいくら?具体的な工事料金例

LED化の導入を検討する上で、最も気になるのが「費用」だと思います。全体の費用は、建物の規模や照明器具の数、種類によって変動しますが、ここでは具体的な料金例を2つご紹介します。お客様の物件と照らし合わせ、おおよその予算感をご確認ください。

料金例1:
5階建て・20戸の分譲マンション

5階建て20戸の分譲マンションで、共用廊下と駐輪場の照明をLED化した際の料金例です。

【工事箇所①】 共用廊下

直管20W形 蛍光灯照明(20台) → LED照明へ交換

マンション共用廊下の交換後のLED照明。隅々まで均一に明るくなり、見通しが良く安全な空間になった。

【工事箇所②】 駐輪場

防湿型 直管20W形 蛍光灯照明(2台) → 防湿型LED照明へ交換

マンション駐輪場の交換後の防湿型LED照明。隅々まで明るく照らされ、見た目もスッキリし安全性が向上した。

工事総額の目安

上記工事の合計費用:
495,000(税込)
含まれるもの:
LED照明器具代、交換工事費、古い器具の処分費など

料金例2:
7階建て・50戸の分譲マンション

7階建て50戸の分譲マンションで、エントランス、共用廊下と駐車場の照明をLED化した際の料金例です。

【工事箇所①】 エントランス

コンパクト形18W蛍光灯ダウンライト (15台) → LEDダウンライトへ交換

コンパクト形蛍光灯ダウンライトの交換前後を比較した画像。

【工事箇所②】 駐輪場

防湿型 直管20W形 蛍光灯照明(2台) → 防湿型LED照明へ交換

防湿型丸型照明の交換前後を比較した画像。左の交換前は器具が古びているが、右のLEDへ交換後はクリーンな見た目で力強く照らしている。

【工事箇所③】 駐輪場

直管40W形 埋込蛍光灯照明(16台) → LED照明へ交換

天井埋込型蛍光灯の交換前後を比較した画像。左の交換前は光が不均一だが、右のLEDへ交換後はフラットな照明で空間全体を均一に明るくしている。

工事総額の目安

上記工事の合計費用:
1,320,000(税込)
含まれるもの:
LED照明器具代、交換工事費、古い器具の処分費など

「これらの初期費用は、今後5年~10年で削減できる電気代によって十分に回収可能な投資です。」

お問い合わせから工事完了までの流れ

信頼できる電気工事業者に共用部のLED化を依頼した場合、どのような流れで進むのでしょうか。ここでは、お問い合わせから工事完了、そしてその後のサポートまでの一般的なプロセスを、5つのステップに分けて解説します。

ステップ1:
無料現地調査・お見積り依頼

まずは、気になる電気工事業者のホームページや電話などから、現状の困りごとを伝え、現地調査と見積りを依頼します。その際に、もし建物の電気設計図(照明の平面図や器具リストなど)があれば、見積り作業が大変スムーズに進みます。電気設計図がない場合でも、建築の平面図をご用意いただくと非常に参考になります。

専門のスタッフが物件へ訪問し、共用部の照明の数、種類、設置状況などを正確に確認します。優良な業者の多くは、この段階までの相談や調査、見積り作成を無料で行っています。

ステップ2:
最適なプランと削減シミュレーションのご提案

現地調査の結果に基づき、業者から具体的な工事プランと見積書が提出されます。この時、単純な金額だけでなく、使用する照明器具の品番や数量、そして「なぜこのプランが最適なのか」という根拠まで丁寧に説明してくれる業者は、信頼できるパートナーと言えるでしょう。費用対効果が分かるような資料を提示してくれるかも、良い業者を見極めるポイントです。

ステップ3:
工事請負契約の締結

提示されたプランと見積り内容に十分ご納得いただけたら、工事業者と工事請負契約を結びます。後々のトラブルを避けるため、契約内容(工事範囲、金額、工期、保証など)は必ず書面で確認しましょう。

工事の日程や作業時間帯については、入居者様の日常生活への影響が最小限になるよう、この段階で工事業者と綿密に打ち合わせを行います。例えば、夜間に車が駐車されている駐車場の照明工事や、人の出入りが多い日中のエントランス工事などは、作業を行う時間帯や入居者様への事前告知の方法について、特に入念な調整が求められます。

ステップ4:
施工・交換工事

契約内容に基づき、有資格者の作業員が、安全第一で丁寧に作業を進めます。作業前後の養生(壁や床の保護)を徹底してくれるか、共用部を通行する入居者へ配慮してくれるか、といった点も、プロの仕事ぶりを見極める上で重要です。

ステップ5:
アフターフォローと保証について

工事が完了すれば終わり、ではありません。設置されたLED照明器具にはメーカーによる製品保証があります。それに加え、信頼できる業者であれば、工事そのものに対する「工事保証」を用意していることがほとんどです。万が一の不具合にも責任を持って対応してくれるか、保証内容を事前に確認しておきましょう。

共用部のLED化に関するよくあるご質問(FAQ)

ここでは、お客様からよくいただくご質問とその回答をご紹介します。

Q:工事中、共用部の電気は使えなくなりますか?

A:はい、安全に作業を行うため、工事の対象となっているエリアの照明は、作業中は点灯しません。

ただし、照明以外の電気、例えば廊下やエントランスにある共用部のコンセントなどは、基本的に通常通りお使いいただけます。照明の回路とコンセントの回路は分かれていることがほとんどですので、建物全体の電気が止まることはありません。

Q:見積りだけでも本当に無料ですか?

A:はい。多くの優良な電気工事業者では、現地調査から、お客様の物件に合わせた最適なプランのご提案、そして詳細な「総額お見積書」の作成まで、すべて無料にて対応しています。

もちろん、提案内容に納得できなければ、気兼ねなく断ることができます。見積りを依頼したからといって、しつこい営業を行うような業者は避けるべきです。

Q:LED化に使える補助金はありますか?

A:使える可能性はありますが、注意が必要です。国や自治体の補助金制度は、東京都など一部の地域を除き、単純なLED照明の交換だけでは対象とならないケースが増えています。

省エネ効果の高い空調設備など、他の設備改修と合わせて申請することで対象となる場合もあります。制度は非常に複雑で、年度や自治体によって目まぐるしく変わるため、最新の情報については、お住まいの自治体のホームページを確認するか、経験豊富な工事業者に相談してみることをお勧めします。

「直接取引」でコストを抑え、安心のLED化を実現しませんか?

このページで解説してきた通り、共用部のLED化は、もはや全てのマンション・アパートにとって必須の課題です。

そして、その工事を最も賢く、適正な価格で実現する秘訣が「プロの電気工事業者との直接取引」であることも、ご理解いただけたかと思います。

私たち「ジモデン」は、まさにその「信頼できる地域のプロフェッショナル」と、お客様を直接お繋ぎするために作られた場所です。

中間業者を一切挟まないため、不透明な紹介料や手数料はかかりません。お客様が支払う費用は、すべて質の高い工事とサービスのために使われます。

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この記事を書いた人
株式会社電恵 代表取締役 岸 元気
岸 元気電気工事士
株式会社電恵代表。
電気工事施工管理20年の経験
保有資格:第一種電気工事士、1級電気施工管理技士。
電気工事の経験20年、独立後は自力で作成したホームページ集客のみで法人設立後も3年間黒字を維持。